クラウドソーシングやWEBからライターを始めると、在宅でできてしまうこともあって、人に会う機会がなく、孤独感を感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身、5年前にクラウドソーシングをきっかけにライターを始めてから、本当に家から出なくなって。笑 「顔を合わしたことがないけれど、もう3年の付き合い」というクライアント様もいるくらいです。
最近、私の持っている知識なり、体験談なりを、興味を持っている人に還元できないかと考え中。有料noteにまとめるか、お茶会みたいな小さな集まりを開くのも楽しそう…妄想中。
— 江角悠子|ライター・京都くらしの編集室 (@ezu1030) 2017年11月1日
そんな引きこもりライターな私の目に入ったのが、江角さんのツイート。
「全く違う分野でお仕事されている方のお話、紙媒体で働いている人のお話を聞いてみたい!」と思い、先日開催されました『ライターお悩み相談室』に参加してきました。
紙媒体4:WEB1
主催者さま&今回の参加メンバーの皆様です。
一番左が、今回『ライターお悩み相談室』を主催してくださった、江角悠子さん。
ライター歴は10年以上! 紙媒体を中心に活動されておられて、有志で『ことり会|もっと京都を知りたいフリーランスな女子3人ユニット』を結成し、なんと書籍まで出されています。
そのお隣が、長尾ようこさん。
学生時代から出版社でアルバイトをされており、雑誌や書籍など紙媒体を中心にバリバリ活動されています。すっごいバイタリティ溢れる方で、めちゃくちゃ濃いお話を聞かせてくださいました。
右側に座る、油井さん、梅田さんとともにお話聞かせていただきました!
ちなみに、WEBが主軸なのは私のみ! 他の4名の方は、紙媒体での活動に重きをおかれている形でした。
ライターとして、末永く活動していくには?
今回は事前に質問を投げ、それに江角さんと長尾さんが回答してくださるシステム。
帰宅してから江角さんにお送りしたメールを確認したら、全部私がお送りした質問でした。笑
新規お仕事依頼について
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
・ブログを書く
→京都+〇〇/好きなこと
→「誰かいなかったかな?」という時にも思い出してもらいやすくなる
・営業
→会社へ行く
→本屋さんで気になった本の編集部にTEL
→勝手に実績を送る
・人からの紹介
→ライター/カメラマンなど#ライターお悩み相談室
検索して「ライター募集」と書かれている媒体には応募したりしますが、 「気になった編集部へ電話する」という発想はありませんでした。。。行動するって大事ですね。
また、自分から情報発信をしていく大切さも改めて痛感! 江角さんはブログ経由で、WEB関連のお仕事依頼がくるそうです。
ちなみに長尾さんは「SNSをされておらず、ブログのみ」とのこと。以前「SNSはどう使い分けてますか?」とご相談いただいたことがあるのですが、今回の長尾さんのお話を受けて、自分にとって使いやすいツールを選べばいいし、それよりも発信していくこと・続けることを第一に考えた方がいいと感じました。
ジャンルじゃなくて、作業面で強みを見つけるのもあり
執筆ジャンルについて
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
☆やりたいものをやればいい
→やりたいに近づくジャンルを書いていく
☆特化したジャンルでやりたいのであれば、東京へ。関西は厳しい。
☆ジャンルではなく、やっていることで好きもあり
→「インタビューが好き」とか。#ライターお悩み相談室
「専門性を持たないといけないのか?」という疑問は、ライターを始めた頃にありがちなもの。私自身もずっと気になっていた部分なのですが、今回のお答えを聞いてスッキリ!
特に長尾さんの言葉が、めっちゃくちゃ響きました。
「ライターはイタコである」
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
書きたいものを書くのではなく、
「何を求められているか」を認識するのが大事!#ライターお悩み相談室
これは記事を書く上でも、企画でも、営業でも本当に大事。。。!
「これを書きたい!」という情熱、私ないんですよ。
ライターになった時、初めてお仕事させていただいた媒体の編集長に「キャバ嬢経験を活かしての恋愛記事や、ダイエット経験を活かした美容記事を書いて!」と言われたので、そのジャンルでずぅーっと書いてるんですね。笑 だから「書きたいことなんだよね?」と聞かれると、、、、。
私は「てんでバラバラな話や情報を1つの切り口でつなげて、分かりやすくまとめること」が好きなんです。このお話を聞いてから「だから電子書籍やLP書くのが楽しいんだなぁ」と、妙に納得しました。笑
「専門性がない!」と悩んでる方は、作業の部分に注目してみると、新たなPRポイントが見つかるかもしれません。
※ やりたいものをやればいい→やりたいに近づくジャンルを書いていくに関しては、また後日記事にします!
発信も、ある意味仕事なのです
発信で気をつけていること
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
☆信頼しているような内容、写真、名前でやる。
→どこまで出すかは、その媒体をどこまで使うかを考えて自分なりに調整すればよし!
☆「どう見られたいか」を意識して書いていく
☆人物写真を入れるのは、人感を出すため。見てる側を飽きさせない#ライターお悩み相談室
私が社会人になりたての7年前でも「twitterにこんなこと書いてたでしょ〜!」と上司に言われたことがあるくらいです(アカウント教えてないのに)。
応募したら相手に1回は名前で検索されますし、「SNSやブログは仕事のツールであって、プライベートを出すものではない」と自覚しておくのが本当に大切です。
長尾さんは「プライベートな投稿をするときは、笑えるものだったりとか、見て相手に元気をあげたりとかするものならOK」と自分ルールを作っておられるとのことでした!
当たり前のことをすれば、継続依頼は高確率でくる
継続依頼をもらうために
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
・即レス
→依頼する側は、とりあえず何らかの反応が欲しい。でないと不安。
・120%ではなく200%で出す
→プロだから100%は当たり前
→ WEBは編集・校正・校閲がいない場合が多いので、これ大事かも
・早く、確実に仕事をする#ライターお悩み相談室
ライターが求められているもの
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
☆ネタを持っている
→雑誌なら○○のお店をリストアップできるとか。WEBなら○○を、こういう切り口で書いていけるとか。
☆〆切を守る
→WEBはここが出来ない!紙の方は〆切破る=印刷間に合わない=発行できないになるので。。#ライターお悩み相談室
今スグ出来る、当たり前のことが求められている事実。。。(土下座)
ライターが営業するのなら……
営業する際に準備しておくこと
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
・何をしてきたか
・何が出来るか
・どんなことをしていきたいか
・そこでどんな企画がしたいか
これを持っていくと、媒体と具体的なすり合わせができ、お仕事の話も広がりやすい。#ライターお悩み相談室
営業に行く時はポートフォリオを!
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
・AllAboutjapanレベルの顔写真
・経歴/プロフィール
・WEBならスクリーンショット、雑誌なら表紙画像
・芸能人、著名人インタビューなど、誰もが凄そうと思う部分は太文字に
・仕事の範囲(企画から?アポ取りは?など)#ライターお悩み相談室
意外とちゃんと準備できている方っていないのでは?
でもよく考えると、名刺交換したら「ライターってどんなことされてるんですか?」と聞かれますし、媒体の面接でも「で、何が書けますか?」と聞かれるので用意しておいて損はないかと!
私は年末年始に時間とって、取り急ぎセルフマガジンを作ろうと思っています。
参考にさせていただくのは、カメライターのかさこさんのブログ!
これぞ決定版!読まれるセルフマガジンにする構成テンプレ大公開! | 好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ
個人活動紹介冊子=セルフマガジンを せっかく作っても中身がダサダサ もしくは広告宣伝くさかったら 誰も読んではくれない。 では読まれるセルフマ...
twitterで「セルフマガジン配ります!」というつぶやきをお見かけして取り寄せたら、もう、すごくって!!!!(語彙力)「こんなんきたら、仕事お願いしたくなるな……」と衝撃を受けたし、年始の挨拶代わりにこれまで関わった編集部さんへ送るのもありだなぁーと。
※ 気になる方は、ぜひお取り寄せしてみてください!すごいよ、本当に。→お取り寄せ先
セルフマガジンがない今は、名刺でなんとかしてます。笑
辰巳が褒めてもらったこと。笑
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
・プロフィール写真が良い
→書いてるジャンルなどの雰囲気と一致している!
・名刺の裏に「仕事内容」を記載している
→写真のような感じで書いてます!少しでもアピールできるように! pic.twitter.com/MyhAwGJ2Kz
「プロフィール写真を変えたことで、
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
お仕事依頼がくるようになった!」というお話も!
プロカメラマンさんに撮ってもらうだけでも
信用度が変わってくるそうです。
雰囲気が伝わることが大事。
ちなみに、辰巳のプロフィール写真は@tsuru1981 さんに撮影していただきました! pic.twitter.com/IlvHclg1IV
以前、キャバ嬢っぽい写真にしてた時は恋愛系の依頼しかこなかったし、変な人にフォローされたりもしてて。笑
今の写真に変えてから、これまで縁がなかったジャンルのお仕事依頼が来るようになったし、より書けるジャンルというか強み(美ボディ作りとか)が伝わるようになってるなぁという感じです。
たかがプロフィール写真ですけど、されどプロフィール写真!
「でもセルフマガジン作るのも1人じゃ無理だし、プロフィール写真もどこで撮影してもらえばいいの?」という方! ご安心ください!!
ライターお悩み相談室、無事に終了。なんか、みんなとたくさんおしゃべりして、私の方が学ばせてもらった、みたいな。営業ツールとして使える「自己紹介冊子」を作るワークショップなんかもやってみたいなー。参加していただいた皆さま、ありがとうございました! pic.twitter.com/0kO8WI2ARA
— 江角悠子|ライター・京都くらしの編集室 (@ezu1030) 2017年12月13日
江角さんが開催してくださるそうです(多分)! それまでは色んな人を参考にしつつ、自分なりの自己アピール方法を模索してみてもいいかもしれませんね♡
とにかく学びがいっぱいだった!
真似したい仕事術
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
・気になった表現はメモしておく
→自分が興味のない分野に多く見つかったりすることも!
→分野別に作るのもオススメ
・取材では、名前を呼ぶ
・アプリを活用
→「もじかめ」は書いたものを読み取ってテキストにしてくれる!#ライターお悩み相談室
こぼれ話
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
今はBtoBライターの需要が高い。
→社内報、広報誌など
難しい話を分かりやすく書けるスキルが重宝されているそう!#ライターお悩み相談室
紙媒体で書かれているライターの方からお話を聞いて思ったのが
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
WEBライターは受け身すぎること。
仕事が欲しい、
書きたい媒体がある、
ライターとして食べていきたい。
ならば、どんどん営業していくべき。心を折られずに(笑)数を打っていくべきだと痛感しました。#ライターお悩み相談室
☆東京などへ行く時は、出版社や編集部にアポ取りをして営業をしよう!
— 辰巳まみ。 (@tatsumi_mami) 2017年12月13日
→年末は忙しいから年始に。
☆どこもライターは常に探している。募集してなくても!
→自分からどんどんアプローチしていくべし#ライターお悩み相談室
私の周りはほとんどがWEBを主軸に活動されている方なので、今回紙媒体のお話を聞けたのは本当に貴重な経験でした。
とにかく今回お話を聞いて思ったのが「叶えたいことがあるなら、行動しよう!」ということ。
待ってても仕事は来ないし、神様に祈っても夢は叶いません。自ら考えて、動いて、失敗して、改善して、また動いていくを繰り返して、初めて叶うんじゃないかなと。
辰巳は現在ライターとは別の、新たなお仕事の柱を立てようと動いているんですが、そこにも通じるお話を聞けて本当によかったです。
来年はもっと動いて、失敗して、ぶっ飛ばされたいと思います!(どMか)
主催の江角さんと、講師をしてくださった長尾さんもブログを書いてくださってるのでぜひぜひチェックしてみてくださいー!
「ライターお悩み相談室」を企画・開催しました! | | ライター江角悠子の京都暮らし
最近、私の持っている知識なり、体験談なりを、興味を持っている人に還元できないかと考え中。有料noteにまとめるか、お茶会みたいな小さな集まりを開くのも楽しそう...妄想中。 - 江角悠子|ライター・京都くらしの編集室 (@ezu1030) 2017年11月1日 11月にふとそんなことを思い付いて、開催してみました「小さなお茶会」。 テーマは「ライターお悩み相談室」。 私がライターになりたての頃、フリーランスのライターさんと知り合う機会もなく、出版社に勤めた経験もないから、何か困ったときに質問できる先輩ライターもおらず、一人で、もがいていたので、そんな人の助けになればなぁと思って設定したテーマでした。
『売れるライターのなり方講座〜「ライターお悩み相談室」でゲスト講師やりました!』
友人ライター・ 江角悠子さん 主催。 「第1回・ライター相談会」の相談役としてゲスト参加してきました! 今日、参加していただいたのは写真右側の3名。 写真左下が友人ライター・ 江角悠子さん 、その上がわたくし。 参加者3名は 友人ライター・ 江角悠子さん のTwitter呼びかけで 集まっていただいたのだそう。 (わたくしTwitterやってないのですが、 Twitter効果ってすごいんですね)