セミナーを受けた人のうち
50%が、とったメモを読み返す。
30%の人が、今日のことを人に話す。
10%の人が、翌日にセミナーで聞いたことを実行する。
つまり、セミナーを受けた人のうち50%は受けたことに満足してしまって、結局なにも行動を起こさない。
私が会社員時代にお会いした、セミナーや講演会をされている方たちから何度も聞いた言葉です。私も少しだけセミナーや講座などをさせていただいていたことがあったのですが、確かに実際に行動まで起こせている人は少なかったように思います。
でも、それってもったいなくないですか?
無料……ならまだしも、お金を払っていってるのであればその分は学びをしっかり得て、自分の今後の行動や仕事に活かしたいなって思うのです。
参考になるかわかりませんが、そんな私がセミナーを100%味わい尽くすために意識していることをご紹介していきます。
1)セミナーで解決したいことを1つ決める
受けて満足してしまう人の多くは、ここが決まってないからだと感じています。
「講師の人に会いたい」は素敵な目的ではありますが、参加したことで自分の今後につながる”なにか”も持って帰れたら素敵じゃないですか?
また、これを決めるためにセミナー内容や講師のことをリサーチすると思うのですが、この過程で「あれ?自分、これに参加する必要ある?」と気づくこともできるので、ムダ遣いを防げるというメリットもあります!
セミナー全体で解決したいことを1つでもいいですし、講師ごとに1つでもいいです。きちんとゴールを決めてからいきましょう。
2)セミナーでは「聞く」に集中する
メモをする方が多いと思いますが、それでは大事なことを聞き逃す可能性が……!
やっぱり聖徳太子じゃない限り、同じことをいくつか並行してやるのって無理なんですよね。
なので、セミナーでは”聞くこと”に集中しましょう。ここで1)がいきてきます。
解決したいことが決まっていると、答え部分だけをメモすればいいだけですし、「いつ回答が言われるだろう?」とより一層集中して聞くことができるんです。
「でもそれだと、レポートとか書けない……」という方もおられると思いますが、意外と真剣に聞いている方が頭に残って、後日レポートにもしやすかったりします(私の場合)。一度、試してみてくださいね。
3)24時間以内にレポートをあげる
セミナーで聞いた、解決したいことへの回答は24時間以内にまとめましょう。24時間以内にまとめることで、きちんと脳に”記憶”として残ると言われていますからね。
レポートするときに意識してほしいのは、
・何を解決したくて参加したか
・どういう解決法があると知れたか
・だからどれくらいの期間で、具体的になにをするのか
この3つを入れるようにしましょう。
そしてぜひブログやSNSでシェアしてください。シェアすることで、自分自身「やらなきゃ!」と思えますし、
セミナー開催側としては、些細なことでも第三者目線での意見をもらえるのは嬉しいことですし、講師の方にチェックしていただける可能性が高いです。認知度アップにもつながりやすいですよ〜!
4)結果レポートをあげる
これも大切! 私自身も出来てない部分ではあるんですが、3)で決めたことを実行できてないと「恥ずかしいからもういいや」ってなってしまうんですよね……。でも、ここで失敗談レポートを書ける人が伸びると思ってて。
なので、期限内にやってみてどうだったかを書きましょう。
そうすることで、自分の中で「じゃあ次はここを改善して、こうやってみよう」とPDCAサイクルを回すことができますし、
セミナー開催側としては、再度セミナーに注目を集めやすく、告知や集客につなげやすいというメリットがあります。
この4つをやれば、自然とセミナーや講演の受講費は回収できると思いますし、自身の成長や成果に必ずつながってくるはず……!
今回は、下記のブログを読んで、「ああ、せやな」と思ったので書いてみました。
響いた。参考になりました。心に突き刺さりました。じゃあ、あなたその後どうするの? | 短パン社長 奥ノ谷圭祐
これから何かしらのセミナーや講演へ行かれる方は、一度試してみてくださると嬉しいです。